bat & ball

ytc_17の日記

意識のあり方

 

 アメーバの藤田さんのブログを読んだ。起業十周年、2008年のときに書いた文章を引用していた。 “鼻で笑われたこと、相手にしてもらえなかったこと、悔しかったこと、実現できなかったこと、あげ足をとられたり、陰口をたたかれたこと” など。それでも自分が信じたことを継続し一つひとつ目標を実現してきた。いまではもうそんな怒りや悔しさは消えてしまった、と。

 永井秀樹さんのブログを読んでいても通じる部分があった。ただ仕事ができるようになりたいと純粋に思っているだけなのに、駆け引きをしてると思われたり駆け引きをされたり、つまらない些細なことで脚をひっかけたり。ただ最近になってそういうことにも少しずつ慣れてきたように思う。職場でもそれ以外の場所であってもいい、たったひとりでも自分の姿勢や生き方を支持し、応援してくれる人がいればたとえどれだけひどい状況であっても頑張ることができる。いまはひとりどころではない、いろんな場所でいろんな人が応援してくれる。そこに甘えるのではなく、何かを期待することもせず、ただ自分の向かう場所に一ミリでもいいから近づくこと。これまでに受けてきた恩は返すことなどできない。金を渡すことなどできないし、自分が先輩に対して何かを返すことだってできない。できることは自分が少しでもいいから仕事ができるようになること、自分の向かう目標に近づくこと、人生を充実させることだけ。それを静かに達成することだけが、僕を応援してくれた人への恩返しだと思う。

 

 澱みにたまって人の脚をひっぱったり、躓いて転んでいる姿をみてせせら笑ったり、そういう人種もこれまでだってたくさんみてきた。くやしかったし、見返してやりたかったし、黙らせたかったし、相手になんてしたくなかった。藤田さんはそんな人種を相手にしない、つきぬけた場所にいる。それをいつか、一日でもはやく実現できるようになりたい。