羽田から
振替輸送券も細かい行先までは対応していないとのこと。ちなみに横浜までは本来なら500円。いつも以上に乗車率も高い。
ベイブリッジを抜ける湾岸線は好きな道のひとつだけれど、2016年に値上げをしてからは一度も使っていない。
何はともあれ週末には箱根へ行くのだ。
〝流れる景色を必ず毎晩みている うちに帰ったらひたすら眠るだけだから ほんのひとときでも 自分がどれだけやったか 窓に映ってる素顔をほめろ〟
- アーティスト: H Jungle With t,小室哲哉,久保こーじ,カラオケ
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 1995/03/15
- メディア: CD
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葉山にて
きことわを読んでいる。いまさら。風景描写が流麗なだけの作品にこれまで関心を持てなかったけど、このきことわは不思議と吸引される。葉山の描写も近似している。現実によく訪れるから親近感が湧いていることも理由のひとつかも知れない。
一日頭痛が止まらなかった。風邪かなとも思ったけれど、違うようだ。原因不明。ジョナサンでステーキを食べた。
どこか遠い場所に行きたい。奄美、京都、軽井沢、どこか。
- 作者: 朝吹真理子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/07/27
- メディア: 文庫
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カタルシスについて
物語にはカタルシスがある。当たり前といえば当たり前かも知れない。でも現実の人生には都合のいいピリオドも、まとまりのある大団円もない。緩やかに消耗していくだけだ。
物語は否定しない。けれど本当に求めている物語の水脈はもっと違う場所にあるのかも知れない。もっと、思いもよらないような場所に。
千本中立売にて
京都の千本中立売にいる。読み方さえよくわからない。薄雲のすきまから夕陽が射している。もうあと十分ほどで六時になるけれど、まだあたりは明るい。自分の体とおなじようなサイズの楽器ケースを抱えた女の子の集団が交差点を渡っていく。店内では大学生のグループが勉強している。そんな風景の中にいると、タイムスリップしたような感覚になる。時間からその文脈が失われてしまったような。
これからの暮らしについて考える。どういう環境に自分を置けば、穏やかに過ごせるのか。小学生の時間のような。あるいはもう二度と手に入らないのかも知れない。
20150723 京都
京都へ。
高校生以来だからもう20年近く経つ。
切符は自由席を買った。平日だしピーク前だったから。でも座れなかった。ガス状の雲が白い膜のように空を覆っている。畑、墓場、納屋、役場、焼却炉、どれだけの時間が経過したのか。
習慣について
(P.88より)
「時間を管理する」ことが成長を妨げる
「緊急でないが重要なこと」が人生の栄養になる
1. 緊急で重要なこと
2. 緊急でないが、重要なこと
3. 緊急だが重要でないこと
4. 緊急でも重要でもないこと
増やす領域が二番めの「緊急でないが、重要なこと」だけだったのが意外だった。優先順位をつけるとしたら、「緊急で重要なこと」だと思っていた。しかし緊急のことは人を疲弊させてしまうし、時間を管理することがかえって成長を妨げてしまう。逆に「緊急ではないが、重要なこと」が人生の滋養になる。それは言い換えると「習慣」のことだろう。人の運命に影響を与えるものはいかに習慣を取りこむかにあると思う。もちろん大事なことは、どの「習慣」を取りこむかだけれど。
十代のころ、そういう小さな習慣をいかにインストールできるかというのは大事なことだろうな。