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ytc_17の日記

九州の大雨

 

コロナにつづいて大雨の災害がつづいている。

 

当然、コロナウィルスもまだ終息していない。そんな中で西日本を中心に豪雨で家屋が流されるほどひどい被害が起きている。鹿児島県や熊本県など、日頃から自然災害が多いイメージがある。熊本ではサッカークラブの子どもたちが災害後の撤去作業をしている報道があり、議論になっていた。半袖半ズボンの子どもたちが土砂の洗浄作業をボランティアでしていたが、衛生面も心配だし子どもに無償でやらせることを美談のように報道していいるのはどうなのか、といった具合だった。現場にいる当事者ではないからわからないが、snsにのせることで対外的にアピールしたいねらいでもあったのだろうか。

 

関東地方でも連日の曇り空だし、時々はげしい雨が降ることもある。ただ、今のところ近所で河川の堤防が決壊し建物が流されるほどの被害が出ることはない。そんなニュースを目にしていて、ふとなにができるだろうか、と考えてみた。それこそ美談が目的ではなく、いまの日本ではどこでなにが起きても不思議ではないという思いが徐々に強くなっている気がしているからだ。震災や台風の教訓。それを広範に根付かせるのは難しい。人は(自分も)すぐに忘れてしまうからだ。

 

 

昔、十代だったころ、楳図かずおの「漂流教室」や望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」なんかを読んだことがある。いつか今度は当事者として経験する日が来るのだろうか。